はじめてのMySQL
提供:MySQL Practice Wiki
ここでは、MySQLを使ったことがない!という人に向けてMySQLの使い方を紹介する。MySQLは使いやすさということを念頭に置いて作られたソフトウェアであり、ダウンロードから使い始めるまでが15分と謳っている。そんな大げさな!!と思うかも知れないが、なれればそんなもんである。ゼロから使い始めるまでの流れは次の通りである。
- ダウンロード
- インストール
- 初期設定
- データベースの起動
- rootユーザパスワードの作成
- ユーザの作成
- ログインして使う!!
- 基本的なSQL文の使い方
というわけで以下に詳細を説明する。
目次 |
インストール
インストールは3種類ある。パッケージ、書庫、ソースである。ソースからコンパイルするのは特別な事情がない限り必要がない。(間違いなく初心者には必要がない。)パッケージからインストールする方法としては、MySQLのダウンロードサイトからパッケージをダウンロードする方法と、yumやapt-getなどを利用してリポジトリからインストールする方法があり、別にどちらを利用しても構わない。特にUbuntuなどのDebian系のLinux向けパッケージは、ダウンロードサイトのものよりもリポジトリに登録されているものの方が新しいのでオススメである。
ダウンロード
ダウンロードはMySQLのダウンロードサイトから行う。
http://dev.mysql.com/downloads/
いくつかバージョンがあるが、基本的にはGAバージョン(Generally Available:つまり現行バージョン)をダウンロードすると良いだろう。現時点では5.0がGAであり、5.1がRC(次期リリース版)であるが、学習用にダウンロードする人なら5.1のほうが機能が多いのでオススメである。パッケージ版と書庫版(.zipや.tar.gzなど)があるが、それは好みで選んでもらいたい。書庫版は解凍するだけで使用可能である。
RPMパッケージはなんだかたくさんあるが、基本的にはServerパッケージとClientパッケージだけでOKである。
パッケージをインストール
Windowsの場合
- Essentialsパッケージは.msiを開く!
- インストーラ付きZIPは展開してSETUP.exeを開く!
- インストーラなしZIPは下記参照!
RPMの場合
shell> rpm -i MySQL-server-VERSION.ARCH.rpm shell> rpm -i MySQL-client-VERSION.ARCH.rpm
Solaris pkgの場合
shell> gunzip mysql-VERSION-ARCH.pkg.gz shell> pkgadd -d mysql-VERSION-ARCH.pkg all
yumの場合
shell> yum install mysql mysql-server
apt-getの場合
shell> apt-get install mysql-server
FreeBSD portsの場合
shell> cd /usr/ports/database/mysqlVERSION-server shell> make && make install
書庫をインストール
zipやtar.gzを展開して適当なディレクトリに置くべし!!
例:Windows
C:\mysql
例:UNIX系OS
/usr/local/mysql
初期設定
パッケージではなく書庫を解凍してインストールした場合にはユーザを作成したり設定ファイルを編集したりする必要が有る。パッケージを利用した場合には要らない手間ではあるが、設定は至って簡単なので覚えておくといいだろう。(特にUNIXの場合。)
データディレクトリとユーザの準備(UNIX)
ユーザの作成
shell> mkdir /home/mysql shell> groupadd mysql shell> useradd -s /bin/bash -d /home/mysql mysql shell> chown -R mysql:mysql /home/mysql shell> passwd mysql
データディレクトリの初期化
shell> install_mysql_db --datadir=/var/lib/mysql shell> chown -R mysql:mysql /var/lib/mysql
my.cnfを作成する
Windowsの場合はmy.iniファイル、UNIX系OSの場合はmy.cnfファイルである。
Windowsの場合
my.iniを置くべき場所は実は使い方によって異なるのだが、Windowsの場合はサービスとして動かすことがほとんどだろうからインストールディレクトリ"C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.1"等にmy.iniを置くと良い。
UNIX系OSの場合
迷わず/etc/my.cnfを利用するといいだろう。
ファイルの中身
最低限必要な内容の例を以下に示す。
Windows
[mysqld] datadir=C:\data port=3306
UNIX
[mysqld] datadir=/var/lib/mysql port=3306 socket=/tmp/mysql.sock user=mysql
たったこれだけである。後は好みで変更しよう。参考:my.cnf例、Category:オプション
データベースの起動
起動の方法はOSにより異なる。
Windows
サービスマネージャで起動しよう。
Linux/UNIX
CentOSとか
shell> sudo service mysql start
その他大勢
shell> /etc/init.d/mysql start
- システムが自動起動するようにするにはupdate-rc.dしておくと良い
直接コマンドラインから起動する
shell> mysqld_safe &
rootユーザパスワードの作成
最初に起動したらまずは管理者アカウントであるrootのパスワードを設定しよう。mysql_secure_installationコマンドが便利だ。ウィザード形式のコマンドなので特に迷うことなく使うことができるだろう。
ユーザの作成
ユーザの作成はGRANTコマンドを使う。その前にスキーマオブジェクトを作成し、そのスキーマに全権限を与えるのが手っ取り早いだろう。(はじめての場合はこれで十分である。)
mysql> CREATE SCHEMA hogehoge; mysql> GRANT ALL ON hogehoge.* TO new_user IDENTIFIEDY BY 'ぱすわーど';
ログインして使う!!
上記で作成したユーザを使用してログインしよう。
shell> mysql -u ユーザ名 -pパスワード
文字コードを意識する必要がないので、初心者にはQuery Browserがオススメである。こちらはGUIにユーザ名とパスワード等を指定する項目がある。